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矢野・岡田研究室へようこそ!

 DNAや酵素、抗体などの生体分子には特定の標的分子のみを見分ける優れた分子認識能を持つものが存在します。私たちはこの機能を最大限に利用し、疾病の指標となる成分の検出を目指しています。具体的には、分子認識能を有する特殊なDNA鎖を用いて疾病の診断を、また様々な抗体を固定化した抗体チップを用いて高感度検出を試み、早期診断を目指しています。さらに、疾病に関連するタンパク質や遺伝子の探索を行なっています。細胞の中には、役割が明らかとなっていない機能未知のタンパク質や遺伝子が数多く存在します。私たちの研究室ではこれらの機能と疾病との関連を紐解くことで、治療薬の効果を予測可能な新たな疾病指標成分の特定や効果的な治療戦略の開発を目指しています。