東北大学加齢医学研究所 共同利用・共同研究に採択されました!

研究テーマ「BRCA1およびBRCA2によるアグリソーム形成制御機構の解析」が昨年度に引き続き、令和3年度東北大学加齢医学研究所、共同利用・共同研究に採択されました。

 アグリソームはユビキチン陽性のタンパク質凝集体であり、不良タンパク質などが微小管形成中心である中心体に輸送・蓄積することでアグリソームが形成されます。アグリソームは老化や神経変性疾患で著しく蓄積することが知られており、その形成機構の解明は超高齢化社会におけるQOLの向上に必要不可欠と言えます。しかし、アグリソームが中心体に蓄積する意義は不明であり、特に中心体の制御異常がアグリソームの形成にいかなる影響を与えるかについては明らかにされていません。そこで本共同研究では中心体制御機構とアグリソーム形成制御機構との関連性を解明することを目的としています。