メンバーを更新しました!

2021年度の研究室メンバーは修士が4名、4年生が13名です。本当は全員で記念撮影をしたいところですが・・・まだまだコロナ禍で難しいのが残念ですね。それでも昨年度に比べると、感染対策をしながら研究を進められるようになり、研究室に活気が戻ってきたように思います。嬉しい! 

 修士では、許さんが最年長のM2になりました。許さんはHIV感染後の病期診断への応用に向けてCD4アプタマーの開発をしていいます。昨年は八王子で開催された大学コンソーシアムの学生発表で最優秀賞を受賞しました!おめでとう。
 新たな修士のメンバーとして、M1の野口さん・大久保さん・佐藤さんが加わりました。野口さんや大久保さんは、LXRという核内受容体の肝臓での機能を解明することで、非アルコール性脂肪性肝疾患の治療に応用できないかと日々チャレンジしています。佐藤さんは、遺伝子乳がん・卵巣がん症候群の原因遺伝子が神経変性疾患にもかかわるのでは?という新しい仮説に向けて検討しています。

 すっかり忘れておりましたが、実験助手として赤澤君が矢野研メンバーに加わりました!!元々1年生実験の実験助手をしており1年生からは絶大な信頼を寄せられて(いじられて、とも言う?)いたようですが、今年度から主に3年生の学生実験を担当することになりました。2年生実験担当のラッダーチョトさん(吉田研ご出身)と日々奮闘されています。お二人とも生粋の工科大生ですので、色々と応用生物学部のことにはかなりお詳しいかと思われます!

 4年生の新メンバーの皆さんは、年明けから先輩たちに研究の引継ぎをしてもらい、いよいよ本格的に研究開始ですね!基本的に1人1テーマですが、研究のキーワードを考えるとこのようにグループ分けすることもできますね。
 ・CD4アプタマー:鬼塚さん、大竹さん
 ・キメラアプタマー:須藤君
 ・ユビキチンアプタマー:小橋君、山本さん
 ・黄色ブドウ球菌:佐々木さん
 ・ナノ積層基板:荒井君
 ・NAFLD:繁野さん、堤さん、原田さん
 ・がん:伊奈君、坂井君、松浦君
 ちなみに、岡田はライフワークとして女性ホルモン関連の研究をしているので、繁野さん・堤さん・伊奈君とは女性ホルモンや男性ホルモン関係の研究を一緒に進めてもらっています。このようにちょっと視点を変えると新しいグループが生まれますね。また、「エピジェネティクス」や「タンパク質分解」への興味が根底にありますので、そういった側面からもアプローチしています。